木我理恵さんは、東京四谷にて、ビジネスマンを対象とした暦学カウンセリングをされていらっしゃいます。
干支暦からみた2024年についてお話を伺って参りました。
2024年の甲辰年は、干支暦的にはどのような特徴がありますか？
木我理恵:
2024年は、目立つ木が山にそびえるように、大きなことを成し遂げる年です。
時代の転換期であり、地道に続けてきたことを外に出していく年と言えます。
私たちはどのような心構えを持つべきですか？
木我理恵: 志を大切にし、強い意志で物事に取り組むことが重要です。
また、歴史を大きく動かす出来事が起こる可能性があるので、変化に柔軟に対応することも大切です。
歴史を大きく動かす出来事が起きる可能性とは、どのような事なのかもう少し具体的に教えて下さい。
過去の甲辰年に起きた歴史を大きく動かす出来事として、日本の歴史における特定の重要な年を挙げていきます。
1964年 東京オリンピック ・新幹線開通 ・王貞治55号ホームラン・海外旅行自由化
1904年 日露戦争開戦
1844年 オランダ国王、幕府に書簡で開国を勧告
過去の甲辰年に起きた出来事を見ると、
共通する特徴は「大きな社会的、歴史的変化」です。
それぞれの時代において重要な社会的、経済的、文化的な変革を促した点で共通しています。
2024年の甲辰年はどのような変革が促されると思いますか？
- デジタル技術の進化： 2023年の技術進歩は、2024年にさらなるデジタル変革を促す可能性が高いです。AI、仮想現実、拡張現実などの分野でのブレイクスルーが期待されます。
- 経済の変化： 継続するデジタル化とテクノロジーの進展、グローバル経済の不確実性とその影響、持続可能性と環境に対する意識の高まり、およびコロナパンデミック後の経済回復の動向が含まれます。これらの要因は、世界経済に新たな方向性をもたらし、ビジネスや消費者行動に影響を与えるでしょう。また、地政学的な緊張や国際貿易の変動も経済に影響を及ぼす可能性があります。
- 社会的・政治的動き： 社会的にも政治的にも2023年にかなり昭和から平成の膿が出たように思います。
そういう意味でも2024年は様々な分野で新たな変革が促されるのではないでしょうか。
