金正恩氏 推命学からの考察

3級講座の8回目の授業では、北朝鮮情勢について考察致しました。 今回は深い考察をして戴きましたお二人の論文を紹介させて戴きます。当協会の受講生のレベルの高さをとくとご覧ください!(自慢です!!へへへ(^-^))

まず、物事を陰陽二元論で捉える考察法です。今回の北朝鮮問題で、得する人と損する人
争いとは、得する人が得する為におこすものであり、損する人が損する人の為に起す動乱などはありません。

故に誰が得するか?得する人を明確に浮かびあがらせることが、問題を考察する一つのヒントになります。名古屋の宇陀先生が面白い考察をしてくださいましたので、ご紹介します。


陰陽二元論からの考察 (名古屋 宇陀ユミ講師)

金正恩氏に対する感情を抜きに、シンプルに誰が得するのか考察してみました。個人的な政治に対する考えでないことを、ご了承ください。

北朝鮮がなぜミサイルを撃ち続けるのか? 彼らに利があるからこそ行う行為である。それでは彼らの利とは何だろうか?

私は今回の事象を、《米朝軍需産業のキャンペーン》という視点から考察してみた。ミサイル発射や核実験成功など、全世界のトップニュースで取り上げられることは、彼らの軍備技術がここまで進んでいることを世界に向けて宣伝しているようなものだ。彼らの商品を買いたい客はいるか?答えはYes、反米勢力にとっては大変魅力ある商品である。

それではアメリカはどうか? ご存知の通り彼らがミサイルを撃つ度に、迎撃ミサイルなどの《防衛セット》が飛ぶように売れている。トランプ氏が過激な事を言えば言う程、売上は伸びる。お客様は?そう、日本と韓国だ。実は、一番儲かるのは現在の状況、このギリギリラインを保つ事にこそ利があるため、戦争へと突入しない事を祈っている。


確かに…《アメリカまで飛ばせるぞ! わが社の商品》というプレゼンテーションとしてみると、この行動納得いきます!
我が国もいい値で《防衛セット》を購入していますし…あの2人、ビジネスマンとしてみたら、なかなかのものかも知れません。


さて、次に受講生の藤原秀樹氏の考察をご紹介します。

日本・韓国は危険が差し迫り、間違いなく損をする。もっとも日本の右側の思想の人は、これにより憲法改正・核武装の機運が高まることが考えられるので、歓迎している部分はあるかもしれない。アメリカ・中国・ロシアに関しては、損であるとは言えない。アメリカは北朝鮮から遠く、日本や韓国のように差し迫った危険はない。むしろ世界が危険であることの方が、武器の輸出という面で国益となる。表立って言うことはないが、中国・ロシアは体質的な反アメリカであり、北朝鮮はアメリカ側勢力との緩衝帯であるため、かの地でアメリカが暴れるのは微妙だが、自らが手を下すと今後の歴史観に問題が生じるため、上手くアメリカを使うのも一計であるという腹ではないか。
もっとも、北朝鮮とアメリカの直接の武力衝突となると、想定外の影響が考えられるので、ぎりぎりの部分での抑制がかかるのではないかと思う。


確かに我が国の右派の人達にはチャンスかも知れません。
中国やロシアにとっても、隣人と喧嘩すると禍根を残すため、遠い国の暴れん坊にやらせておいて、なだめ役に徹した方が賢いやり方です。

戦争とは、攻撃が目的ではなく、自国を守る行為から始まります。夫婦喧嘩もそうですよね。相手を攻撃したくて喧嘩をしかける行為など、よっぽどの人でない限り行いません。自分の主張や権利を守るために、戦いをいどみます。つまり、今回の北朝鮮の行動も《自分・自国を守る》ことが目的です。金正恩氏もトランプ氏も安倍氏も帝王学など学んでいませんから、《自国》よりも、恐らく《自分自身》でしょう。

この3人に共通しているのは、今回の争いは《自分》を守る為の行動。つまり、自国での《自分》の立場が大きなキーポイントになります。その為彼らの国内における立場を常にみておく必要があるでしょう。得した人の中に、《安倍さん》という意見も授業では多くあがりました・・・。

それではいよいよ、金正恩氏の人物解析です。


金正恩氏考察 《受講生 藤原氏の考察》

①実相の考察
1月の辛金なので、冷たい土の中に埋もれてしまった宝石。宝石は土の中に深く埋もれており(丑2つ)、木(乙)で掘りおこそうとするがなかなか難しい。ようやく取り出すことができ、水(癸・亥)で漱いでも、丙・丁は命式になく、輝くことができない。28元まで見ても残念ながら丙・丁は見当たらない。
上記を踏まえると、金正恩氏の人物像としては、品位があり、純粋な面がある一方で、ナイーブでプライドが高く、短気で気性が激しい。求めるのは華やかな事。本人はなんとか輝きたいという強い願望のもと、果敢にチャレンジし、時には過激な行動も行う。
辰巳天中殺にも関わらず、父親の跡を継いだことも、本人の苦悩を増幅させているかもしれない。

②実相・表相からの今後の予測
北朝鮮とアメリカが武力衝突する可能性について考察する。
金正恩氏は自分を輝かせるために行動する傾向がある。輝くための丙・丁は命式にないが、2016年は丙申、2017年は丁酉でこの2年は輝ける可能性があるが、問題は来年以降。去年、今年ほど本人の思うようにいかなくなる可能性が高く、エネルギー指数が253と大きなエネルギーを持っており、そのエネルギーの最終的な使い方は、幼稚で短絡的な行動となるため、注意が必要だろう。


藤原さん、わずか4カ月の学習で、ここまで解析できたのは・・・素晴らしい!

さて、次は名古屋の宇陀先生の考察です。参考にしてください。


金正恩氏の干支暦は、女性的な雰囲気さえ感じられる。その心の本質は傷つきやすい子供だ。三代目だからこそ、祖父の時代より引き継がれた専制政治を守り抜く事を一番の目的としている。女性的な質ゆえに、総合的な考え方が欠如し、現在自分がおかれて環境を、短期的な狭い現実でしか捉えていない。彼の視点は国外ではなく国内での地位確立だ。その為には、中国・ロシアには何事にも動じない《悠然》とした態度を望み、韓国、日本には《寛大さ》を求める。アメリカには実力の《蓄積》をみせつけたい。そのことで、彼の国内における優位性が保てる。


確かに・・・一番うれしそうな姿は、党本部のおじさん達と万歳している姿ですよね。

今回の考察で感じた事は、男性の視点は論理性があり、女性の視点は現実的に物事を捉える力があることです。縦横学(軍略法)とはまさにこのことで、男性と女性の視点から考察し一つの物事を捉える重要性を改めて感じました。お二人とも、本当にありがとうございます!

最後に私の解釈を、UNGAの鑑定結果と共にご紹介します。

Kim Jong Un氏 by  UNGA Report

頭脳明晰で常識的かつ堅実。ユーモアのセンスもあり、のんびりしている。本人はあくまでも天然なのだが、他人の運命を動かす影響力を持つ。
着実にゆっくりと人生を歩んでいく努力家。地味で穏やかな風貌とは裏腹に、物事を自分の思い通り運ばせる強情さを持つ。臨機応変に事を処理するのは苦手。いじめや困難にあっても辛抱強く耐える。自分のスタイルを通すために、周囲の人を巻き込むことがある。

綺麗で機能的なものが好き。ストレスに弱いため、苦労の多い環境では焦りになる。隠し財産に才あり。
他人の傘下に入り、他の人の枠内で、一緒に仕事をさせて貰う方が良い結果を生む。知的産業の仕事が向いている。一つの分野・業種に専念すれば、最初は地味だが、だんだんとスケールが大きくなる。過保護な環境や、放任主義で育てられると、親の財産をとことん食い潰す人間に育つ。人の為に生きることを望む為、医療・教育・法務が向いている。人を助ける行為には、感謝もされたいという深層心理が潜む。


今年の冬は厳冬で、干ばつの影響も大きく食糧難だと予測されています。
厳しい経済封鎖の中、北朝鮮における彼の地位は維持できるでしょうか? 《中国主導で国内にクーデターを起し、中国に亡命させること》しか解決策はないかも知れません。勿論そうなると、朝鮮半島における中国の支配力が強まる為、ロシアもアメリカも韓国も難色を示しますが、戦争による破滅を回避する唯一つの現実的な方法だと思います。いずれにしても、今回の騒動、中国が鍵を握っています。恐らく一番その事を知っているのは中国自身、《大義》を作りあげることこそが、軍略法の基本なのでその時を待っているのかもしれません。
正恩氏自身は、隠し財産もあり、海外留学経験も豊富なので、亡命により肩の荷も降りるでしょう。トップに立つと苦労が多い人ですが、一歩下がって人を押し上げる立場になると精神も安定します。家系を継ぐ運勢ではありませんが、三男なのに兄たちを差し置いて選ばれた三代目です。《虚虚の虚》理論、死守しないことを祈ります。


最後に…


晏子春秋にこのような記述がありました。軍略理論を学ぶトレーニングとして、古文を活用するのはお勧めです。面白いから色々と入れてみて下さい。

斉の霊公は貪欲なひとではなく、勇壮なことは好きであるが、それはかたちだけのことであって、本質にいたっては淳良である。その淳良さをけがしたのは、周王の欲望といってよい。の圧力から脱したい、そのためには、の力を利用した。

人物を入れ替えてみます。

北朝鮮の金正恩は貪欲なひとではなく、勇壮なことは好きであるが、それはかたちだけのことであって、本質にいたっては淳良である。その淳良さをけがしたのは、中国の欲望といってよい。ロシアの圧力から脱したい、そのために、北朝鮮の力を利用した。

アメリカのトランプ大統領は貪欲なひとではなく、勇壮なことは好きであるが、それはかたちだけのことであって、本質にいたっては淳良である。その淳良さをけがしたのは、ロシアの欲望といってよい。国内の批判勢力の圧力から脱したい、そのためには、北朝鮮の力を利用した。

など、色々な人物に言葉を入れ替えて多角的に考えるトレーニングを行います。

例えば、

は貪欲なひとではなく、勇壮なことは好きであるが、それはかたちだけのことであって、本質にいたっては淳良である。その淳良さをけがしたのは、の欲望といってよい。の圧力から脱したい、そのためには、の力を利用した。」 なーんてね! 😉