佐藤一斎の重職心得箇条
第7回目は「一転変化力」がテーマだ。
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第1回目 金兄妹から学ぶ
第2回目 酒と料理の組織論
第3回目 伝統と因習
第4回目 機に応じる秘訣 ファイザーと秀吉
第5回目 忙しさの方程式
第6回目 刑賞与奪の権
重職心得箇条 第12条 佐藤一斎
大臣たるもの胸中に定見ありて、
見込みたる事を貫き通すべき元より也。
然れども又虚懐公平にして人言を採り、
沛然と一時に転化すべき事もあり。
此の虚懐転化なきは我意の弊を免れがたし。
能々(よくよく)視察あるべし。
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一転変化力こそ、イノベーションの力だ。
佐藤一斎は、
社長が何をいっても、しっかりとした意見を持ち、
これだと思ったことを突き通すことは当たり前だが、
その考えに固執して、
一転変化できないことは、
弊害だと述べている。
社長が一転変化をする場合も、
それを朝令暮改
(朝に出した命令を夕方にはもう改めること。
方針などが絶えず変わって定まらないこと)と捉えずに、
一転変化したいのだなと捉え、
それをサポート出来るだけの
道理・説得力・経済的基盤を整えること。
激動の時代こそ、
この一転変化力は時代を動かす力になるのだ。
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[…] 出典:東洋古典運命学「渋澤栄一から学ぶ、一転変化力」 この記事は著者に一部加筆修正の了承を得た上で掲載しております。 […]