誰でも出来る、とても簡単な未来考察…。
専門家の意見を集約すると、新型コロナはこれからピークを迎え、高温多湿の夏にいったん収束。
しかし暖冬だったので海水温が高いまま、大型台風が押し寄せてくる…かもしれない。
それで、あれよこれよと言っている間に、また冬が来て、
その時、ウィルスが進化しているか、薬が出来ているか。
ウィルスの進化が早いか、薬が追随できているか。
日本は島国で、日本人は農耕民族なため、元々インナーマインドな国民性。
引きこもりは性格的には向いており、出歩くなと言われれば、素直に従って巣ごもりしてしまいます。
その為、世界が再起動し始める時、モチベーションはかなり高める必要あり。
引きこもりから脱出できるか否かです。
日本の中位年齢は48.9歳、
世界一の高齢化社会なので、
再起動が緩慢になる恐れあり。そのため、そのまま老年になり、
国自体が隠居してしまう可能性も捨てきれず。
5Gになると、更に人は動かなくてもよくなり、
動かなくなると、益々インナー化していきます。
インナー化が強まると、陰陽学の「陰」の力が強くなる。
陰の力は何かというと、
太陽の照らしだす世界、表に出る力を陽とすると、
内側にこもる力。
こころが内側へ向かうと、陰陽バランスを整えるため、身体の「コア」が弱くなります。
つまり、インナーマインドが強くなると、心の殻が固くなり、身体機能は体幹が弱くなる。
そうなると、身体が不安定になるので、こころは頑固に自己をガード。
馬に乗って遠出をしたり、登山をすると、
身体はバランスをとろうと、自然にコアマッスルが鍛えられますが、
家にいたままだと、背は丸くなり、体幹が弱まり、
体幹が弱まると内分泌系が弱まるため、免疫力も弱くなる。
人間は脊髄と脳幹をたった二本足で支えながら立っている、きわめて不安定な生き物なので、
コアが弱くなると、その上にのっかっている頭がふらつき、考え方がぶれてきます。
判断力・方向性がぶれた頭で世の中を見るから、当然のことながら不安感に襲われる。
しかし、地は、現実は、止まらず動いているのです。
不思議の国のアリス「赤の女王」は
「その場にとどまるためには、全力で走り続けなければならない(It takes all the running you can do, to keep in the same place.)」と言っており、
この進化論に引用されている言葉を逆引用すると、
「全力で走ることが出来ない時は、その場にとどまることが出来ない。」
つまり、その場にとどまることが出来ないとは、過去には戻ることが出来ない、
コロナ前の世の中には戻ることが出来ない。という当たり前の事実を直視し、
この期間、私たちは、しっかりと次なる目標を見出さないと、
またしても、失われた20年などと言って過去にしがみつくことになるでしょう。
「発想の概念自体を変えていく!」(伊勢支部長 小釣先生)
「近い未来に備えて今の内に知識をしっかりと蓄えて、バッサバッサと規制概念を倒せるようになっていなければなりません。」(香川支部長 松川先生)
暦学士たちは常に前に向かって前進しています。
新しい時代に向けての新しい情報
新しい情報とは何なのか。天地人三歳論で捉えていきましょう。
天の情報 地の情報 人の情報
地上に生きている誰もが手に入る情報とは、「地」の情報。
現実には何が起きているのか。
情報減には、プロの情報とフリー情報があり、当然効率的な情報はプロ情報。
ネット検索しながらフリー情報から正しい情報を選択している時間などないでしょう。
プロ情報とは、新聞や書籍、有料サイトのようなお金を払って購入する情報です。
「天」の情報。
古代から、人々は天の情報を空から読み取ろうとしました。
空とは、天体の動きや気象の動き。時空間理論。
私たちは、今「7年前」に発したシリウスの光を見ているのです。
北極星までの距離は、 ほぼ430光年ということなので、今の北極星は430年前の光となるのです。
何が言いたいのかというと、
「今の自分」は、光がない限り存在しません。暗闇ではリンゴには色も形もない。
つまり、光がない限り、あなたにも私にも色も形もないのです。
暦学で捉える今の自分は、太陽の光で照らすと8分20秒前の自分であり、
月光で見るのなら、1.3秒前の自分、星光であれば、
観測できる星の中で一番遠いのは、地球から130億光年ということなので、130億年前の光に移しだされた自分ということにもなるのです。
つまり、過去の光が私たちの姿を照らしています。
その光に照らされた自分を捉える学問が、暦学であり、過去の自分を考察することで未来の自分を予測します。
「人」の情報。
人類は小さな集団から始まり、村社会を作りました。
人は直接対面し、お互いの波動を送りあうことで、情報交換を行っていました。
その後、文字を作りだしたことで、遠い相手にも自分のことを伝えることが出来るようになりました。
そして今、私たちは動画や映像を通して自分の情報を伝えようとしています。
対面での出会いでは、太陽の光、8分20秒位かけながら相手を把握していましたが、
動画は太陽以外の光、陰の光、星月の光。
そのため、
月の光1.3秒で輪郭を捉えますが、その全体像はぼやけており、それをつかめるまでには、何億光年かかるかもしれないのです。
どのように星月の光で自分を伝えていくか、これこそが新しい時代のビジネス課題でしょう。
在宅勤務が拡がるということは、時間給から成果給への変換であり、
「何をやっているか」ではなく、「何が出来るか」が評価される時代。
8分20秒もかけることが出来ず、たった1.3秒で伝えなければならない時代。
今の知識・技術で対処できるのか、それとも新たな知識・技術が必要なのか。
それには、あなたをどう生かせばよいのか、あなた自身が自分のことをしっかりと把握していく必要があるでしょう。
暦学とは、このように自然に即して陰陽五行理論で捉えていく理論。
今、何をすべきか見えてきます。
この論理性を有する人は、未来が全く見えない人からは、予言者・占い師と呼ばれてきたのかもしれません。
予知能力でも占いでもなく、自然観察と陰陽五行論という論理的思考法のみ。
最後に、当協会の干支暦学入門講座をご案内致します。
未来を予測できる能力を、是非この機会に養い、これからを変えていきましょう。
山脇史端