庚子 令和2年

令和2年 庚子という天の暦の元旦、
2月4日に伊勢神宮に参拝させていただきました。

庚子の年は、それまでの汚れを払い清めて償うと共に、
思いきって新たなものへと革新していかねばならない年。

囚われ続けた平成時代の固定概念から脱却し、
考え方を全く新たに変えない限り、
令和3年、5年、7年と続く大きな変化の波には乗り切れず、
そのまま平成の残骸として消えてしまうかも知れません。

0というのは空の数字
1は一元生命数
2は陰陽数なので、

令和2年には、陰陽様々な事象が起きてくるでしょう。
陰の中に陽があり、陽の中に陰があるという陰陽学視点から捉えることで
新たな時代の息吹を感じとることが出来る年でもあるのです。

平成からの脱却、固定概念からの禊という意味も含め、
当協会の顧問、亀山眞一先生と共に参拝できたことは、
大変有意義でありがたい時間でした。

算命学を学び、暦学へ発展させてきた20年間、
数多くの方々から、私自身を「算命学鑑定士・占い師」としてブランディングした方が
商業的価値が生じると言われ続けておりました。

しかし、それを頑なに固辞し、
最も厳しい「運命学を学問として成立させる」という道を貫き通してきました。

女性である私は、学問という精神世界より、
鑑定という現実世界にいた方が、商業的には成功しやすいということは
誰に言われなくてもわかっていた明確な成功ビジョン。

しかしその世界を、いかに薦められても
どうしても受け入れることが出来ず、
運命学を学ぶことで、
自らの人生を自らの力で切り開いて欲しいという、

教育学問の道を突き進んで参りました。

それは何故か。

亀山先生から、学問としての道こそが
「私の先祖が望んでいる事」
「私の霊を支える人たちが望んだ道」であったのではないかと言われました。

幽界の道と、現実の道を一致させることこそが本来の中庸という意味であり、
自己矛盾のない道である。

例えそれがどんなに経済的に不利であっても、
本人の魂と現実の道を一致させ貫き通すことで、
道が開けてくるとのお話でした。

それこそが「道」。
先祖から与えられたお役目と現実のお役目が一致しない限り、
その矛盾に人は悩み、苦悩します。

私が暦学を学ぶことが出来たご縁。
家系の先祖や、推命学・算命学の師匠達が私に何のお役目を与えたのか。
どうして欲しかったのか。
そのためには、彼らは私に何を伝え、どのようなチャンスを与えてくれたのか。

そして、どのようなものとして、未来に伝承してほしいのか。

見えない世界、幽界の世界から与えられたお役目が
現実の世界の役割と一致できれば、自己矛盾はありません。

暦学的視点からも、還暦の意義とは、
矛盾のない現実と精神の一致であると捉えます。

空の世界から両親の遺伝子が融合して1になり、
現世に誕生した時に男女の性別が与えられて2になる。
成長と共にその分化は加速し、2が3になり、4になり、5になり、6になる。
そして60まで変化した後、ゼロにリセットされ、新しい分化が始まります。

亀山先生の古事記の講和の中にも、

生命体の基になったものとは生命子である。

分子の彼方に原子があり、原子の彼方に電子がある。
分子⇒原子⇒電子⇒霊子⇒生命子 と進化をするとありました。

我々が生きているのは電子まで。
肉体が滅ぶと、霊子 生命子にいくというのが、古事記に描かれている生命の真髄。

そのように捉えると、還暦とは、
1に戻るのではなく、60から1を引いていく 引き算の作業かもしれません。
ゼロ、空の世界、生命子へと戻ること。

年齢と共に性差も緩まり、空になる。

私の先祖力は強烈だったので、恐らく私は早めに自分の道に気づかされ、
ブレずに歩んでこれたのでしょう。
こころに矛盾を感じなかったので、
暦学のアルゴリズム化という大事業も乗り越えられたと思うのです。

令和2年
東洋哲理の師匠 亀山先生と
現実の世界の私を経済的にも精神的にも支え続けてきてくれた夫
そして若き後継者の3名と、
伊勢に参拝できたことは何よりもの財産です。

平成時代に完成させた、暦学のアルゴリズム化と教育システムの根幹を
固定概念から脱却させながら、新たな発展を目指して参ります。

暦学+人格形成を目指し、
亀山先生の「統貫史法」を発信、多くの方々に学問として学んで戴くこと。
暦学のアルゴリズムを新たな分野へと発展させること。
暦学士という新しい士業の確立の3点を、目標としていきます。

しかしもう一歩、固定概念から外れなければならない。

暦学が学問として発展していく可能性を強く感じられたことで、

逆に私は女性たちと共に暦学の実践的活用を高めること。
人が集まり、自信をもって歩んでいくための、明るく楽しい空間作りの役割をこれから担おうとも思います。

学問という精神世界は男性が、
人が集まり楽しむ実践的活用法の世界は女性たちが担うことで、
令和の時代の暦学を発展させて参ります。

その最初の新たな発信は、高松から始まるLife Cruise Sessionです。
そして春からは、仙台からPersonal Energy Yogaも始まります。

理論を学び自分の力で解決する学問としての発信、
自分探しを行いながら自信を持って歩んでいくサポートをする空間の提供という発信、

そして東洋哲理を通して人間力を高める統貫史法学の提唱という
3つの道を切りていていきます。

令和2年 庚子の年
今後とも一般社団法人数理暦学協会をよろしくお願い申し上げます。

山脇史端