陰陽五行論(二十四節気)と薬膳料理≪冬至≫岡田雫

先日の染谷先生のブログで「大雪」のお話がありましたが、本日22日からは「冬至」になります。冬至は十二支では子月で、陽気が発生しようとする一年の始まりです。

「気は冬至に始まる」と言われ、養生の大切な時期とされています。昼が最も短く、夜は最も長くなります。この日を境に生命活動が、動から静に変化します。

中国の易経に出てくる「一陽来復」は冬至の別名です。一陽は「陰が極まって陽が生ずる」つまり「初めて陽が生まれる(一陽生)」「冬から春になる」また「来復」は「再びやって来る」ことを表し、太陽が再び甦り春の兆しが生まれる日と考えられていました。

冬至と湯治の語呂合わせも兼ねて、柚子湯が親しまれます。これから日が伸びていく一年の始まりに、ゆずの香りや薬効で体を清める禊の意味もあります。

年が変わったことで心機一転、新しい物事に挑戦してみると良いでしょう。

また、この季節は勉強に向いています。セミナーや講演会などで見聞を広めたり、習い事を始めるのもオススメです。暦の上では「冬から春になる」になりますが、この時期の気温は低く、基礎代謝が最も低下して体温も下がります。

脾・腎を保護するため、味の濃い脂っこいものを避け、温性のものを食べるように心がけましょう。冬至の代名詞「南瓜」は、甘味・温性で補気作用があり、五行は脾土に属するので、気力の強化、消化機能の増強などに効果があります。

この季節のオススメ食材♪
米・もち米・山芋・栗・柚子・牡蠣・鶏肉・南瓜・百合根・枸杞子体を温める食材を意識的に摂取し、厚着をして熱を逃さないようにし、冷えを改善しましょう。

オリジナル薬膳茶「棗入りシナモンティー」岡田雫

棗(種なし)3〜5粒・桂皮(シナモン)1かけ(パウダーでも可)・紅茶

桂皮(シナモン)は、冷えによる腹痛や関節痛などの痛みを和らげ、下痢、排尿異常などにも有効です。胃腸を温め、脾の働きを良くして消化機能を高めます。クリスマスも近いので、お気に入りのティーカップで、是非お試し下さい♪

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