しかし、高尾義政博士没後25年も経過しますと、算命学も色々な方の口を通じ、色々な解釈がなされております。
なぜ、干支暦学・数理暦学として展開するのか。
高尾氏没後25年以上も経過すると占い色が強くなり、学問としての伝承を模索されていた博士の意思とは反する捉え方もされています。
算命学原理の元になる干支推命法は、元々は古代中国の天文学を基にした代数理論により構築された帝王学です。
しかし、その理論的考察と臨床データがないため学問として認められていません。また、技法のみが注目され、それに付随する思想学が置き忘れられているのも事実です。当協会は、21世紀の干支推命理論の編纂者という立場で、干支暦学・数理暦学を改めて編纂しなおし、古典で伝えられてきた形に戻しながら発展させることを目的としています。そのため、名称を変更致しました。
高尾博士が残して下さいました算命学は、算命学カウンセラー協会において、高尾氏の伝えたままの算命学の伝承事業を行います。算命学カウンセラー協会は、高尾氏とその理論の継承者、清水南穂氏の実績を後世に伝え、算命学を学んだ方々へ情報発信を行う非営利団体です。
一般社団法人数理暦学協会は、高尾氏が行えなかったIT事業と歴史考察を行い、これからのビジネスにおける経営戦略のメソッドとして、また、次時代の人達に役立つ知識として発展させることを目指している営利団体です。