東アジア全体、いや、今となっては世界全体の
長期的な発展ビジョンを捉えるのに、
好むと好まざるとは関係なく、
中国との友好的な交流や実務面での協力体制は不可欠である。
そんな中国は何を考え、
どの方向に行くのか。
ある意味、一党独裁体制だからこそ、
そのトップの志向を捉えればよいだけであり、
シンプルといってはシンプルだ。
現在のトップ、それは言わずとしれた習近平総書記。
中国共産党中央委員会は既に国家主席の任期改正、
2023年以降も、国家主席の座にとどまることができるようになった。
日本の未来の考察には、中国の動向はかかせない。
彼らは何を考えているのか。
今回からの連載は、習近平氏が最も傾倒してると、
注目されている中国古典、荀子を読み解くことにした。
荀子と言ったら性悪説。
故に歴史的に人気がないと言われているが、
習総書記は、文化大革命時青年の頃、地方農場で労働を課された際、荀子全巻20巻、32編を読破したと言われている。
若い時の学びは、その人物の一生を形成する。
中国はどのような社会を創り出し、
それが日本にどのような影響をもたらすのか。
老子の国、日本からみた荀子の世界を紹介したい。
山脇史端
一般社団法人数理暦学協会
下記サイトに要約文を掲載させて戴いております。
当協会はアジアビジネスコンサルタントとして
暦学を提唱させて戴いております。