老子をテーマにするのも今回が11回。
12回目で終わらせる予定なので、
今回は比較論ということで、孫子に登壇戴いた。
「孫子の兵法」の勉強会開催の要望が
昨年上がってきたが、
日本で出版されている書籍は、
すべてマイルド孫子で、
本家本元の孫子の兵法とは、
かなりかけ離れており、
そんな「可愛い系」孫子を、
本当の孫子と思われても困るし、
かといって、本当の中国版
「孫子」を理解するには、
古代史から学んでもらわねばならず、
内容も日本市場には合わず、
私の人間性が疑われても困るので、
「孫子の兵法」は棚上げした経緯がある。
今回は、少し登壇戴こうと、
ご登壇戴いたが、このように、
部分登場はこれからもいいかなと思った。
個人的には、年齢を重ねたせいか、
やはり老子が好きである。
老子は道教の中心になっていったが、
もともと老子と道教は別物だ。
その道教の流れの中に、暦学の知見が入り込む。
人生とは何か、運命とは何か。
暦学の知見をどのように現代社会に役立てるのか。
やはりヒントは歴史にあり、
暦学を東洋ビジネスメソッドとして確立させたい
私の挑戦は今年もまだまだ続いていく。
山脇史端
一般社団法人数理暦学協会
下記サイトに要約文を掲載させて戴いております。
当協会はアジアビジネスコンサルタントとして
暦学を提唱させて戴いております。