起業家エコシステムをご存知だろうか。
GAFAMを生み出したアメリカの起業家育成システムだ。
大学を中心にした企業家育成コンソーシアムのようなもので、起業家の先輩や弁護士、コンサルタントが、投資家がアクセラレーターやインキュベーターとなって起業家を育成するシステムだ。
その土台があるから、小さなイノベーションの種が大きく成長できる。
だが、その成功率は1割以下とされ、9割以上は無駄な投資に終わるが、そのごく一部の成功が巨万の富を生み出すため、その可能性に賭けるという金脈を探し当てて一攫千金を狙う採掘者のようなもので、事実、シリコンバレーのあるカルフォルニア地区はゴールドラッシュで沸いた地域である。
日本にはイノベーションは生まれるのか。
その視点から、武士道と起業家エコシステムをテーマに考察してみた。
日本は武士道だから、イノベーターは育ちにくいと俯瞰しているつもりなど、毛頭ない。
どうすれば、日本らしいシステムで、イノベーターを支援できるのか。
これからの我々の課題であり、熟考している時間など残されていないかもしれない。
大きな自然災害があると、
日本は世界の実験場になるだろう。
広範囲にわたり破壊される都市などないのだから、復興支援というカタチで多くの世界企業が入ってくる。
下手すると、日本人を疎外した世界の実験場になる確率もある。
その時に、我々は何をすべきか。日本の企業にどのような付加価値をつけるのか。
そうした未来を見据えて、事業継承やM&Aに取り組んで戴けたらと思っている。
山脇史端
一般社団法人数理暦学協会
下記サイトに要約文を掲載させて戴いております。
当協会はアジアビジネスコンサルタントとして
暦学を提唱させて戴いております。