あなたは、「お元気ですか?」ときかれたら、
即答できるだろうか?
「幸せですか?」と質問されたら、
「はい、私は幸せです。」と答えられるだろうか。
外的要素で捉えるアメリカ人であれば、
私はお金がある、
家もある、
健康だ、
家族を愛している、
”Yes, I am Happy!”となるが、
我々は、深淵なる内的要素も捉えるため、
答えに窮してしまうのだ。
その深淵なる内的要素を考察している内に、
「幸せ度ランキング」アンケートは終わってしまい、
日本人は不幸な民族だと言う事になる。
すると、世界の人から
何て可哀そうな民族何だと思われ、
世界56位の国だとランキング化され、
そうなると、私たち日本人は国連の出す数字に弱いので
幸福度が低いと認識し、
益々幸福感から遠のいてしまうのだ。
深淵なる内的要素を捉える力は、
長所でもあり、短所でもある。
世界の求めるものにどう追随したらよいのか、
考察してみることにしよう。
世の中の流れが加速度的に動いている。
その中で、我々はどう判断し、どのような視点から世界を見ればよいのだろうか。
今しばらく、老子の世界におつきあい戴きたい。
山脇史端
一般社団法人数理暦学協会
下記サイトに要約文を掲載させて戴いております。
当協会はアジアビジネスコンサルタントとして
暦学を提唱させて戴いております。
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