教育現場における数理暦学の活用法

Seewer先生は、大学卒業後渡欧、結婚後スイスへ移住、ご帰国後の1994年に東広島市で英語塾を開校され、以降25年間、公立小学校でALTとして教鞭をとる傍ら、学校教諭の英語教育指導に従事されていらっしゃる教育者です。

日本大好きなスイス人のご主人様と、広島の地にてお子様2人を立派に育てあげたフリーダム世代。

彼女のこれからの人生のテーマは、数理暦学と干支暦学の知識を子供達の進路指導、親御様の子育ての悩み相談に生かす事。

当協会の広島支部長として尽力下さいます。

子供達とお母様に是非数理暦学・干支暦学を学んで欲しい!

今回から月2回、教育現場における活用法を、経験を踏まえてどのように子供達に役立てられるか、考察下さいます。

 

教育現場における数理暦学の活用法 《記事投稿者 Seewer 瑞恵》

地元で英語塾を開校して今年で25年目。この間、私が指導した子どもたちは約500人。ありがたいことに、大学生や社会人になった今でも子供達やお母様方とはいまだに親交を戴いております。

私自身には2人の子どもしかいませんが、現塾生、卒業生を含めると、私は500人の子育てに関わったことになります。

地元の公立小学校でのALTとして関わった子どもの数を含むと、1000人、いや2000人には上るかもしれません!

 

進路と子育ての悩み

私は25年という月日の中で、これだけ多くの子どもと親御さんと接してきましたが、常に変わらないのは、進路の悩みと子育ての悩み。

特に親御さんの思いと子どもの思いのミスマッチが親子間の大きな溝になり、親子が険悪なムードになるのは、25年前も今も全く変わりません。

特に思春期を迎える中学生以降の親子の関係は戦場そのもの。

 

「先生、お母さんが勉強勉強と急かす。私は私のペースがあるのにうるさい」

「お父さんが、大学出て大企業に就職しろ言う。僕は別に大学とか大企業が全てとは思ってない」

と言う子どもがいるかと思うと、

「うちの子はクラブ終わって帰ってきたら、疲れ果てていつも寝てばかりで全く勉強しない」

「おじいちゃんの代からの病院だから、この子も医者になって継いでほしいし、継ぐのが楽なのに、建築家になって自分の事務所を持ちたいと言うんです」と言う親御さんがいる。

これでは、いつまで経っても子どもと親は平行線のまま。

そこに、双方の言い分が理解できる私が入っていくわけです。

毎年数十組の間に入っていくわけですが、数理暦学・干支暦学を知るまでは経験と勘だけでアドバイスをしていたことが、どれほど危険だったかということに、後から気づきました。

 

先生の影響力

「先生」という立場の人間が、「生徒」と「保護者」に向かってものを言うとき、「先生」が発する言葉はかなりの影響力を持ちます。

時には、その親子の人生を変えるほどの影響力を持ちます。

確かに「先生」は多くの生徒たちを見てきて、「保護者」よりも進路指導と子育てにおいては経験はあります。

しかし、「先生」も一人の人間に過ぎず、発する言葉には感情と主観が入ります。

これが危険な点です。

一人の人間の将来を、人生を、変え得るだけの影響力を持つのに、発言に感情と主観が入るのですよ。あまりにも危険すぎます!

 

時々子どもが「学校の担任が、前回は◯◯と言ったのに、昨日は◯◯と言った。どうしろと言うこと?言うことがコロコロ変わる!」と言います。

まさに「先生」が感情と思いつきでものを言っている典型的な例です。

もしかしたら、私も数理暦学・干支暦学を知る前は、子どもたちが不信感を抱くようなものの言い方をしていたかもしれません。

反省です。

では今はどうかと言うと、一貫して同じことしか言いません。

感情と思いつきでものは言いません。それは、干支暦学による統計データから、ある程度子ども一人一人の素質と行動が把握できているからです。

干支暦学の活用法

先程の子どもたちと親御さんの発言からわかることを、データで解析してみます。

勉強勉強と急かすお母さんは、日干「壬」、表層中央が「実践」です。

マイペースの子どもは日干「甲」、表層中央「協調」です。

大学・大企業にこだわるお父さんは、表層中央が「権威」でコアエネルギー「官僚」、

名誉名声には無関心の子どもは、中央「寛容」でコアエネルギー「隠者」。

しかも、残りも「精霊」と「聖徒」という無欲の星ばかりです。

子どもが寝てばかりで勉強しないことが不満なお母さんのエネルギー数は318ですが、外では運動部で頑張るけれど、家ではついつい疲れて休んでしまう子どもは135しかありません。

我が子に医者になり、代々続く病院を継がせることを望むお母さんは寅卯天中殺ですが、建築家になって事務所を構えたい子どもは子丑天中殺です。

 

この4組の親子には、なぜお互いの思いが食い違うのかをデータを用いてお話ししました。

その上で、今後どうすべきかを論理的かつ客観的にアドバイスしました。

ここに感情も思いつきも主観も入っていません。

「感情が入っていないなんて冷たくない?」と思った方!それは大きな間違いです。

時に「そだねー!(笑)」と共感することも必要ですが、進路指導と子育ての悩み解決法を、個人の感情や思いつきでアドバイスするほど危険なことはないのは先述の通りです。

 

このように、私は進路指導と子育ての悩みのアドバイスに数理暦学を活用しています。

私と同じ教育関係者こそ数理暦学を学び、現場で活用していけば、どれだけ多くの子どもたちとお母さん、お父さんが救われることか!?

今回の内容は、ほんの一例にしかすぎません。

これから月に2回、実際に私が教育現場で活用している具体的な方法を、ブログを通してお伝えできればと思います。