高尾義政博士没後25年以上が経過し、
現在、算命学も色々な方の口を通じ、色々な解釈がなされており、
私たちは、高尾氏、清水氏が志した「算命学の学問としての発展」を志し、
算命学理論に東洋史観、そして道教・儒教・仏教の要素を取り入れることにより、
「数理暦学・干支暦学」として発展させてまいります。
「占い」で人は変われない。
諸説ありますが、今日本には数万人以上の方が「占い師」として生計を立てておられるとのことです。
その種類は様々で、タロットや霊感リーディングなど感性によるものから、
人相、家相、手相など、人の相を見るものから、
四柱推命、九星気学、算命学のような、統計学理論に基づくものまで数々の占いがあります。
また、ビジネスという視点から見ましても、
占い業界の市場規模は「約1兆円」もあるということで、
「占い師」という看板を掲げ、個人で独立し、
人一人が食べていく分にはとても参入しやすい業界でもあります。
※目安として・・・
ネットオークション業界の市場規模:約9000億円
エステ業界の市場規模:約3500億円
しかし、これはあくまでサービスを提供する「事業者」側の視点であって、
裏を返せば、毎年消費者がそれだけのお金を払って「占って」もらっているということになります。
つまり、「占いから抜け出せない状態」があるということです。
即ちそれは、どれだけ占ってもらっても、
その多くの人が「本質的に変われていない」ということではないでしょうか。
学問のチカラで、自分を変える。
高尾氏没後25年以上も経過すると「生年月日を基軸とした推命学」の全ては占い色が強くなり、
学問としての伝承を模索されていた博士の意思とは反する形で現在周知されています。
算命学原理の元になる干支推命法は、
元々は古代中国の天文学を基にした代数理論、自然法、
そして陰陽五行理論により構築された帝王学です。
当協会は、21世紀の干支推命理論の編纂者という立場で、
改めて編纂しなおし、古代より伝えられてきた形に戻しながら発展させることを目的としています。
そのため、名称を「数理暦学・干支暦学」と変更致しました。
一般社団法人数理暦学協会は、高尾氏が志半ばで行うことのできなかった
「IT事業」と「歴史考察」を行い、学問として発展させていくことにより、
これからのビジネスにおける経営戦略のメソッドとして、
また、現代に生きる私たちと、次世代に生きる方々にとって
役立つ知識・理論として発展させることを目指している教育機関です。