ビジネス戦略やビジネスマインドに必要な事とは、新しい価値の創造です。新しい価値を創造するには、人の感覚や価値観を捉え考察することが大切です。我々は、新しい価値観のヒントを東洋史観、和魂漢才にもとめ、その研修活動と情報発信を理念として活動しております。

AIの時代に求められるもの、それは、「もっと楽しく もっと人間的に働く」ということ。これからの仕事のモチベーションになるものは、「自分が楽しいと思えること」ではないでしょうか?

今の時代は華やかなスタートアップより、自分が楽しいと思う事を地道にやることで、大きな産業を生み出す時代です。ガレージから起業した一人のイノベーターが一瞬に世界を変えてしまう時代であり、学生時代のネットワークづくりが、全世界を網羅する新しい通信網を作りだす時代なのです。それは、全て「楽しいと思えること」を継続させ、ビジネス化したものの結果になります。

つまり、今の時代は、「自分のやっている仕事が楽しい」と思えるかどうか、それこそが大切です。逆の言い方をすると、「楽しんでいる人」がいない組織は衰退し、イノベーションも生まれてきません。これまでは、「頑張れば結果が出る。結果が出ればすべてよし、プロセスが犠牲になるのは仕方がない」という時代でしたが、新しい創造を生み出したければ、考え方を100%切り替える必要があるのです。

今までの時代の頑張った結果は、家や車、海外旅行など、わかりやすくて大きいものでした。永い不況の中で、眼に見える価値の結果も小さくなり、テクノロジーの進化による物の価値観も大きく変動したのです。故に、現在の50代・60代の人達が、若者が車も欲しがらないと嘆いても、それは価値観の変化であり、欲望の喪失ではありません。彼らは眼に見える価値ではなく、眼に見えない価値を求めており、眼に見えない価値故に、大きさも規模も小さくもあり、逆に無限大でもあるのです。その現状に気づかずに、高齢化社会の日本は、古い価値観のままの人達が会社の中枢にいるため、顧客の気持ちもスタッフの気持ちもわからず、相手に自分の価値観を強いる為、ブラック企業だ、コンプライアンス違反と言われ、雇用する方もされる方も気持ちが萎縮し、経済成長に影響も出てきているのではないでしょうか。

これからは、結果よりプロセスそのものを重視する時代です。仕事の結果が目的ではなく、仕事をやること自体を楽しんでもらえるかという考え方に転換しないと、人の気持ちを捉えることは出来ません。仕事の結果は人が生み出します。その人が、その仕事を楽しいと思わないと、継続が出来ないのです。

勿論、会社は慈善事業ではありませんし、エンターテインメント事業でもありません。しかし、そのように捉える事自体が、時代遅れなのです。

従業員を甘やかすことではありません。より良い待遇を提示して楽に仕事をして貰うのでもありません。そのようにしか考えられない事自体が、時代遅れなのです。

例え仕事が過酷でも、その人がそのプロセスに楽しさを感じるのであれば、それはブラックにはなりません。人の心とは有機的なものであり、一元的なものではないのです。それには、人の心をつかみ、その人の能力を伸ばすことが大切です。

 

チーム構成力

それではプロセスを楽しむ仕事とは何かというと、まず大切な事の一つは、どんな人と一緒に働きたいかということになります。リーダーに必要な事は、人間性の構築です。算命学学校

今の若者にとり、「人間性に問題があっても圧倒的な結果を出す人」と、「人間的な魅力があり一緒に楽しさを共有できる人」と、どちらが理想のリーダーかというと、後者になるのです。現在の仕事環境は、個人プレーが出来にくい環境です。確かにテクノロジーの進化により、個人事業は容易なものになりましたが、同時にテクノロジーの進化により、専門知識が多岐に渡り、何事も一人で成すことが出来ない環境になっています。そのため、チームの構成力、及び、彼らを牽引する人間的魅力の養成が、これからのリーダーにとり急務であるのです。たった一つの言い間違いが、一気に広まるネット社会の恐ろしさ、現在のリーダーには深い教養と人の心に打つ言葉、哲学が必要であり、世界中で禅を始めとする東洋思想が求められている理由のひとつも、ここにあるのではないでしょうか。

そしてもう一つ、これからのビジネスに必要なものは、見えない世界を感じ取る感性です。

IT産業の覇者になるには、見えない世界で何が求められているのかを、感じ取る感性が必要です。幽玄の世界とも言えるこの感性は、職人の仕事やおもてなしの心など、私たちの文化には結構普通にみられることですが、この、見えないものを感じ取る感性こそが、これからの新しい価値の創造に必要なものになるのです。

この事にいち早く気が付いているのが、アメリカです。そのため、現在彼らは、東洋思想に大変注目しているのです。

東洋思想の基本原理である陰陽思想こそ、イノベーションのヒントです。グローバル社会、様々な人種のクロスカルチャー、情報社会の中で、私たちは個人主義を貫く事は難しくなっています。そして専門家が進むビジネスの質そのものが、シェア文化で見られる通り、相互幇助がない限り推進していく事は出来ません。実際、大手企業が今や業種の垣根を超え協力しあい、次世代のビジネスを模索しています。そして、可能な限り情報をオーブンして共有することで、新しい産業を作ろうとしているのです。

そしてこの自他非分離の考え方は、モノの所有もシェアへと変わってきており、UberやAirbandb/メルカリをみても、店員と客という関係も曖昧であり、上司と部下といった関係も崩れており、俺たちの時代はこうだった、という過去の回帰や成功体験は、通用しない時代になっているのです。

又、今までは、「売り手よし 買い手よし」と二者のメリットに重視していればよかった考え方を、「売り手よし 買い手よし 世間よし」というビジネススタイルへといち早く変換できた企業が、伸びていくでしょう。これはクラウドファンディングでも見られる通り、「社会に役に立つか」という観点でのメッセージ力が大きく重視される時代なのです。

これからの時代のリーダーに必要な力は、発信力とカリスマ性です。それには、リーダーの人格形成・発信力・人材掌握力が大切です。時代に合ったビジネス感覚養成に必要な考え方は、太古の昔より、易経や陰陽五行論で既に理論化されているのです。3000年以上の昔から、リーダー達は「今の若者」の考えを捉えることに苦慮し、その解決法として、自らの思考の柔軟性を求めたのです。

一般社団数理暦学協会は、東洋古典と干支暦学の知識を提供し、新たなリーダー教育へと邁進して参ります。