東洋思想で世界を繋げる!菜根譚オンライン勉強会 モデレーター川端力

私たちは、東洋思想の勉強会をオンラインを活用して開催しています。

オンラインを用いることで、気軽に多くの方と繋がりながら学びあえる素晴らしさ。
オンライン東洋思想寺小屋のような役割を担えて行けたらと願っております。

今回、川端氏より、「菜根譚勉強会」東洋古典を学ぶ目的についてお話戴きました。

一般教養を培うという役割もありますが、川端氏曰く、
もっと切羽つまった理由があるといいます。

世界が大きく動きだす前に、
今この内に、世界の人と理解し合い、
分かりあうことが大切ではないでしょうか。

上海に住んでいる川端氏は、彼らの凄まじいパワーと集中力、そして向学心を感じているといいます。

世界は、中国を脅威だと言っていますが、その向学心は脅威ではなく驚異であり、見習うべきものでもあるのです。

私たちには、東洋古典という共通言語があります。これは西欧諸国にはない、共通的文化背景です。

この共通的文化背景を上手に活用し、
西洋と東洋の橋渡しをすることこそ、
私たちの役割であり、
そこにこそビジネスニーズがあると思っています。

それなのに、私たちはその財産に気づいていません。

東洋古典を学ぶ必要性、
それは回顧主義でも、老人の教養でもありません。

その価値を知り、東ユーラシア大陸及びその周辺国における、共通言語として、共に学び語り合うことで、日本の役割、日本が行うべき意義を考えて欲しいと願っております。

RIKIZOOが語る、東洋思想学びの意義

川端力(RIKIZOO)上海在住、人事コンサルタント 暦学士

上海と日本を東洋思想で繋ぎ、学びと未来を共有することを目指し活動中

相互理解の重要性

中国上海において中国企業の事業運営のサポートや中国人スタッフの教育や指導を行なうにあたり、彼らと仕事を進める上でとくに難しいと感じていることは、言語の問題よりも、ビジネスに対する考え方や仕事に対する価値観の違いの中で、共通の認識を持ち、意思疎通を図ることです。

日本の文化や習慣に裏付けされた価値観、または日本企業での経験に基づき「こうあるべき」論を唱えたても、中国では理解されません。
それどころか反発を招くこともあり、日本の常識は中国では非常識であり、その逆もまた然り、中国の常識は私には理解できず、そこで、お互いの「正しさ」をぶつけ合っても争いの心しか生まれませんでした。

そこで私は、何度注意をしてもルールを守らないスタッフに対し、なぜ「守らないのか」ではなく、なぜ「守れないのか」にフォーカスしてみることの大切さ、仕事や組織に対する歴史的な背景や文化・習慣の違いをみなすことの重要性、それが相互理解に繋がるのではないかという結論に至りました。

◯「古典」は世界の共通言語である

赴任当初から中国人のマネジメントに非常に苦労してきましたが、その反面、いつも私をサポートして助けてくれるたのも、まぎれもなくその中国の人達でした。

私の日本人特有の曖昧な表現や指示の仕方に対し、「あなたは何を考えているかわかりにくい」とよく非難されました。
ビジネスという利益を追求せねばならないシビアな場面において、これは、どうにか乗り越えねばならない問題であり、かといって、彼らのようにハッキリと指示することがどうしてもできませんでした。

日本人としての性格まで変えることが出来ずにいた私は、まず相手を知り、共通の価値観を見つけ出して、擦り合わせていくことから始めました。

私たちに共通するものは何だろうか。それは相互の民族としての歴史的関わりであり、その相違を理解すること、それには、その国の「歴史を知る」ことの大切さを感じました。
文化を比較することで、お互いの共通点や、お互いの思考パターンや価値感、大切にしているものなどを少しずつだが知ることができるようになりました。

その結果、仕事や私生活のあらゆる場面で、「中国人はこう考えるけど、日本人はこう考えるんだね」というやりとりが日常的に出来るようになり、そこから新たな相互理解が生まれて、それ以降、トラブルや難しい問題に直面した時も、お互いに古典からの「格言」などを引用するなどして、建設的な議論を交わすことが出来るようになりました。

東洋古典は、私にとって彼らとの共通言語であり、相互理解のツールです。
何よりも相互の信頼関係を築くことができたことは非常に嬉しいことでした。

・相互理解的重要性
我在中国上海一家企业进行业务运营指导以及中国员工的教育和指导工作。一开始,我感到与中国员工合作特别困难,不是因为语言问题,也许是因为在商业理念和工作价值观上存在差异,在这当中为了达成共识,而努力地去沟通。基于日本文化习俗的价值观、以及在日本企业的经验,我常提出”应该这样做”的理论。但是员工并不理解,还经常出现叛逆情绪。日本的常识在中国不通用,反之亦然。如果直接争论对错,只会引起冲突。例如,在管理上,当我对多次违反规矩的员工,不是责问”为什么不遵守”,而是”为什么不能遵守”时,我明白了,工作和组织的历史背景、文化和习俗的差异是当中的原因。

“古典文学”是世界通用语言吗?
如上所述,从我任职之初,很难管理中国员工,但另一方面,他们总是支持我,帮助我, 起初,我经常被说”很难理解你在想什么”,因为我的所谓日本人特有的模糊表达和指示方式,但除了朋友,在商业追求利润的严肃环境中,这可能是行不通的。要克服这种情况,首先需要了解对方,并找到共同的价值观。 因此,我在互联网上搜索关键字”中国人”,出来的信息中常见的字眼是”了解历史”的重要性。于是我买了关于中国的书籍,并一遍又一遍地阅读。 通过这样做,我逐渐了解了他们的思维方式、对金钱的价值感和他们所珍视的东西。 因此,在工作和个人生活的方方面面,”中国人这样想,但日本人这样想”的交流变成日常,从而相互理解,此后,当面对麻烦和困难的问题时,通过引用典故中的”格言”等,相互交流,开始进行建设性的讨论。最重要的是,我很高兴能和他们建立信任关系。

 

中国での古典事情

日本では経営者のバイブルとして中国古典が注目され、実践的な学問としても様々な書籍が発行されていますが、本家本元の中国での事情は少し違います。

例えば、稲盛和夫氏の著書は、中国の経営者や富裕層の間でも絶大な人気を誇り、講演会なども数多く開催されていますが、一方、激しい競争社会に晒されて、目の前のことに精一杯になっている一般の人々には、中国古典は実用性のない、「迷信」のような存在に過ぎません。

それどころか、日本では昔から中国古典の価値を理解し、日本人独自の解釈によって大切に継承されていること、それが現代においても、日常生活のさまざまな部分で「現役の教養」として活かされていることに、驚きと憧憬の念をもっているようです。

このように、中国でも上流階級と言われている人たちは、積極的に稲盛和夫氏や松下幸之助の本を通して、儒教理念の現代への活用法を学び、自身の発言やSNSなどに論語の一説を巧みに組み込むなどして、自身のブランディング化や、その表現法に古典を用いることがある意味スタイリッシュになっている一方、一般の人達は永らく続いてきた共産主義の影響もあり、東洋古典を学ぶ機会もなかったこともあり、遠い存在のようですが、逆に日本人である私がその知識を用いることで、私に対し新たな捉え方をしてくれるようになりました。

これは私にとって大変有利なことであり、故にこれから中国及びアジアに進出したい方々にとって、言語より中国古典の素養こそが、コミュニケーションスキルとして大切なのではないかと感じております。

中国的古典文学情况
在日本,许多名人和企业经营者都把中国古典文学作为人生的圣经,作为管理的实践学问来进行热心学习,但中国的情况似乎有点不同。被称为论语的传道者的稻盛和夫先生,在中国的管理者和富人中也享有很高的人气,虽然举行过很多讲座,但另一方面,在许多人中,中国古典文学似乎像遥远的存在,没有实用性,在激烈的竞争社会中暴露出来,人们可能更关注眼前的事情。相反,在日本从很久以前就理解许多中国古典文学的价值,并有自己的见解而被重视和不断传承,作为一种教养活用于日常生活当中,而中国朋友对此感到非常对惊讶。

新たなコミュニティのあり方

このように、私にとって東洋古典は、時として心の支えになり、時として中国人との相互理解のツールとしても重要な存在になっています。
しかし、正直なところ上海に来るまでは、中国に対して日本国内のマスコミ報道などから、マイナスなイメージを持っていましたが、実際に上海で生活をするようになると、人情味溢れる温かい人たちばかりで、大きな誤解や偏見があったことに気付かされました。

超情報化社会、日常的に溢れんばかりの情報に晒されている今、どの情報が正しくて有益なものであるかを判断するためには「情報の量」よりも「情報の真意」を判断する「自分の心眼」こそ大切ではないでしょうか。
その力を養う方法として、私は、中国との共通言語である中国古典を、中国の一般の方々と共に学ぶことの大切さを唱えたいと思います。

世界はパンデミックの影響で、いまだに先行きは見えません。
「45歳定年制にして、組織に頼らない体制作りが必要」という意見も出ており、「今までと同じ」状況は未来にはありません。

中国で生活をしてみると、改めて日本ほど清潔感に溢れ、礼儀正しく、規律を尊重する国はないのではないかと思う反面、私が社会に出てからの約20年間は経済も停滞を続け、給料もほとんど上がっていない状況をみると、中国の経済成長の明るさと健全性を感じています。

そのエネルギーの原動力にあげられるのが、中国人が社会人になってからの勉強量です。
私が仕事で関わっている中国人は、週末は朝5時からオンライン学習で学んでいるといいます。中国の激しい競争社会で自分の身を守るには、勉強してスキルアップするしかないというのが常識で、いまだにどこか、のんびりと構えている日本人としては危機感を覚えざるを得ません。

暦学士でもある私は、中国古典「菜根譚」を学ぶ勉強会を下記の目的をもって開催します。

  • 東洋古典の学びを通じて相互の「人間力」を向上する
  • お互いの考え方の違いを把握し、相互理解に繋げる
  • 菜根譚は時代の大変革期の生き方を書いたもの。一緒に読むことで、未来についての意見交換を行う
  • 人的交流が戻った際、お互いの国を行き来して交流を深めたい
  • 多様性の価値観の理解と包括

パンデミックが収束したら、怒涛の勢いで海外との交流は強まります。
今の内にしっかりと交流を深めて価値観の多様性を身につけることは大切です。

現代は、インターネットの普及によりオンライン学習なども充実しており、また、海外の人たちとも画面を通じて容易に顔を合わせて交流することも可能です。私はまずは、上海-日本を繋げることから始めますが、この学びの輪が、多くの他の地域の国にも伝播することを願っております。

「東洋思想で世界を繋げる」オンラインの時代だからこそできること。
そして、おそらく世界初の試みだと思います。

東洋古典を通じ、国という枠を超え、先行きの不透明な時代を東洋人として共存し、成長していけるプラットフォームが出来ることを目標に、協会一丸となって前進していきたいと思っております。

川端 力(Rikizoo)
「東洋思想で世界を繋げる」委員会
一般社団法人数理暦学協会 暦学士

新社区的存在方式
对我来说,东方古典文学有时是心灵的支撑,有时是与中国人相互理解的重要工具。但老实说,我来上海前,从日本媒体的报道和网上得到很多关于中国的负面信息。然而,真正在上海生活后,很多中国人都是很有人情味和热情的人,我意识到之前存在巨大的误解和偏见。 现代社会被称为超信息社会,在日常生活中我们暴露在大量的信息中,因为个人可以随意传播信息,在来源不明、事物和阴谋论信息泛滥的情况下,判断哪些信息是正确的和有用的,我们需要从中判断”信息的真正含义”,这需要“人的能力”。 我认为这很重要。 并且,作为培养这种力量的一种方式,学习充满先人智慧和经验的古典文学是很有必要的。

由于新冠疫情的影响,世界仍然处于未知状态,日本也不例外。 我个人认为,在疫情结束之后,所有方面都不会完全恢复到以前那样。 在工作方式方面,日本大公司已经在关于与新冠共存的时代所需的经济和社会变革中表示,”以45岁为退休年龄,之后不再依赖公司的态度是必要的”这正是现在这一代人所要面临的挑战。

当我来到中国生活,我再次意识到,没有一个国家像日本那样干净、礼貌和尊重纪律,但当我比较中国的经济增长时,而我发现我进入社会后的大约20年间日本经济停滞不前,工资几乎没有上涨。 此外,我惊讶于中国人成为社会人士后的学习量。与我共同工作的中国人,有从早上5点开始在网上学习的。 原因是,在中国竞争激烈的社会中,保护自己的唯一方法就是学习和提高技能。 对于他们来说,这是很自然的,他们从小就在激烈的竞争社会中生存下来,作为一个仍然想找个地方悠闲地过日子的日本人,需要有危机感啊。

从我自己的经验中,我再次感到,对于未来的日本人来说,绝对必要的是,通过学习古典文学等普遍知识,提高”人的能力”,并更积极地出国或与海外人士交流,获得多样的价值观。 毫无疑问,中国作为邻国,将在未来对日本产生巨大的影响。 如今,随着互联网的普及,在线学习也日益丰富,通过屏幕与海外人士交流也变得容易。我们没有借口不去充分利用这个资源。

这次,以“菜根谭”这本书为题材,中国人和日本人通过在线对每一章节进行解说,通过中日的不同解析,更加深刻地挖掘文中意义,实现相互理解与和谐。 这也许是世界上首次尝试。 我希望,通过这样的东方古典的共同学习,个人可以超越国家界限,成长为一个共同生存的东方人,共同度过一个不确定的未来时代。

 

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