2020年2月14日(Valentine Day)
シンガポールにて暦学セミナーを開催させていただきました。
新型コロナウィルスで、当初予定しておりました会場が使えず、
多くの方々に受講申し込みをいただいていたので、
何がなんでも会場を変更して行おうということになりました。
そのため、前日の会場変更で皆様にご迷惑をおかけして、
申し訳ありませんでした。
新しくお借りした会場は、イタリア人が経営している、
ヨーロピアンテイストのオシャレな会場。
人間力を高めることを目的としたスペースで、
スタッフもとてもフレンドリー。良い出会いになりました。
常夏の近代都市シンガポールで活躍される女性達
私の時代は駐在員夫人というと、
子育てにランチにアフタヌーンティが定番でしたが、
今のママ達は、子育てしながら起業したり、
会社を経営したりと、とってもチャレンジング。
今大きく世界が変わってきているのだから、
どこに行っても良いように、常に自分を磨いてほしい。
そのためには、自分のことをしっかりと把握して、
キャリアを積み重ねていってくださいと、メッセージをお伝えしました。
季節の変化のない国は、
もしかしたら浦島太郎のように、
いつの間にか時間が過ぎてしまうのかもしれません。
暦学的には、季節のない国は、
運命が動にくく、そのため、自分の変化も起こりにくい。
その地になれるまでの3年間は変化しますが、
慣れてきてしまうと、
積極的に自分を大きく動かさない限り、
頑固になってしまうこともあるようです。
今回の旅で一番印象的言葉。
それは、実はあるパーティで親日家のフランス人から言われた言葉です。
彼は日本とシンガポールを往来しているそうですが、
何処の国より日本が好きだ…と。
日本の夜景は素晴らしいよねと、シンガポールの美しい夜景をみながら
話されていました。
そして、何処の国より日本の心の美しさが大好きだと。
何でですか…と伺いましたら、
日本人は、とても近い将来地震がきて、
自分達の築いた世界が崩壊していくことを、誰もが知っている。
何しろ政府が明言しているのだから。
破壊される事を知った上で、一生懸命、完成度を高めながら働いている。
もしこれが他の民族だったなら、逃げてしまうのではないか。
それを逃げずに真面目にあくせく働き続けている日本人。
自分の生まれ育った環境から逃げずに、
よりよいものにしようと丁寧に作りこむ国民性。
だから日本人が好きだと言っておりました。
そう考えると、日本は現実が虚になることを知り抜いた、精神の国。
暦学的には、孤高と歌人と言ったところかもしれません。
だからこそ美しく、
自分がやりたいから完成度を高めているのかもしれないのです。
シンガポール講座は、次回は今年の10月に、英語の講演を予定しています。
色々な方々と出会いたいから、
海外展開はこれからも続けて参ります。
色々な方との会話を通して、暦学の将来が見えてきますから。
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