陰陽五行論(二十四節気)と薬膳料理 《霜降》 岡田雫

先日の染谷先生のブログで「寒露」のお話がありましたが、本日23日からは「霜降」になります。

「霜降」は、空気が冷えて固まり露が霜になるとも言われているように、霜が降り始める頃のことを言います。

時雨が降るようになり、もみじや蔦が色付く頃です。

秋の山が紅葉する様を「山粧う」 春の爽やかな様子は「山笑う」 夏の水々しさは「山滴る」 冬の枯れた寂しさは「山眠る」 とても風流な言葉ですが、これは、中国の北宋時代から伝わっているそうです。

秋が一段と深まり、秋の燥気と霜が降り始めるような寒気のため、咳が出たり、寒さで風邪をひきやすくなる季節です。 鳥達も、木に残された柿や木の実を食べて冬に備えます。 私達も、エネルギーを補充し、抵抗力や免疫力(正気)を強め、本格的な冬に備えましょう。

 

この季節のオススメ食材

さつまいも、林檎、黒胡麻、豚肉、秋刀魚、帆立、南瓜、枸杞子、蜂蜜など。

五行論で「秋」と関係するのは… 五方は「西」  五気は「」  五色は「」  五味は「」  五臓は「」  五志は「

確かに秋は、物悲しく、くよくよと悩みがちな時期のように思います。 しかし、同じことを考え続けても解決にはいたりません。 更に欠点や反省点が見つかり、より深く思い悩んでしまいます。 正に負の連鎖ともいえるでしょう。 そんな時は、大きな声を出したり、歌ったりすることが効果的です。 私はいつも、お風呂の中で鼻歌を歌いながら、邪気を追い払っています。 それでもモヤモヤする時は、ひとりカラオケでお腹の底から声を出して歌います♪ 心も頭もスッキリして、気分爽快です!

但し歌い過ぎて喉に負担をかけ「燥邪」に入り込まれないよう、潤い食材をしっかり摂って下さいね。

 

オリジナル薬膳茶「林檎紅茶」♪

紅茶 2g ・林檎(皮ごと)10g ・生姜 2g ・蜂蜜 適量

 

林檎は体の余分な熱を冷まし、潤すので、口や喉の渇きに効果的ですが、体を冷やすので、温性の紅茶、生姜と合わせ、更に蜂蜜を加えることで飲みやすく仕上げました。 蜂蜜は肺を潤すので、咳、痰、皮膚の乾燥、風邪の予防に効果的です。 香りも良く、喉も潤い、体も温まりますので、是非お試し下さい!