解決したい課題とその背景

現状の問題点、私達が、解決したい課題とは。

アメリカの映画やドラマでは、カウンセリングが日常生活に溶け込んでいるシーンを見ることが良くあります。家族関係がファミリーカウンセラーを通じて修復されたり、教育現場では当然のようにスクールカウンセラーがいたり、夫婦のプライバシーを取り扱う事を専門とした心理カウンセラーや、職場に常駐するメンタルヘルス・カウンセラーなど、様々なカウンセラーが職業として成立し、人々のこころのケアを行っています。

我が国は、医療は確かに充実していますが、こころに対するアプローチは大きく遅れているのではないでしょうか?

《社会に適合できない》《自分の事が分からない》《家族や仕事場の人間関係》など、時代の先行きが不透明で未来が描けない時代だからこそ、ポジティブになれるヒントや生き方の提案が必要とされ、話を聞き、秘密を守ってくれて、的確なアドバイスを行ってくれるカウンセラーの育成は、急務であると思われます。

しかし、日本ではカウンセリングを受ける事への偏見が強く、「耐えることが美徳」とされ、精神的な痛みに対して我慢してしまう傾向があります。

その結果、2012年の自殺率(人口10万人あたりの自殺者数)は23.1、172カ国で9位、上位は旧共産圏の国々である事を考えると、先進国の中では極端に高く、特に、20代の若者の死因の第一位が自殺であるという、哀しい結果になっています。

色々と提案されている欧米型のカウンセラーやコーチングなどは、文化的背景が違う為、どうしても身近な存在にはなれない結果が、この数字ではないでしょうか?

 

私達どのように、この課題の解決に取り組もうとしているのか。

我々はこの問題を解決すべく、東アジア文化圏において、東洋人に身近な存在としてカウンセリングの役割を担ってきた《推命学》の存在に注目しました。

推命学とは、日本においては九星気学や四柱推命・算命学として知られている、人物分析法です。

占いと思うかもしれませんが、そもそも占いは次の3つに大別されます。

① サイコロ・筮竹・タロットに代表される偶然性を活用したもの

② 手相や顔相など人間の身体に現れている特徴を集計分析した観相

③ 旧暦の誕生日を基礎データとし、人生の推移のデータを集積し、統計学として確立させた干支推命法

①の偶然性を要するものは占者の感性に頼りますが、②観相と③干支推命法は、古代中国より何千年もの時間をかけ、個人データを集積して導き出した統計理論であり、個人の感性は一切必要としない論理性のある学問です。

数理暦学協会は、この学理のみを用いて時代と人物・組織を解析する《数理暦学》と、旧暦の生年月日を基軸として個人の資質を解析する《干支暦学》の2つの理論体系を主軸として構成されています。

この理論は約3500年前に古代中国で成立された考察法で、飛鳥奈良時代より私達日本人の考え方に大きな影響を及ぼしています。1870年代にドイツ・アメリカで発達した近代心理学理論より、この東洋史観という物の捉え方を活用することで、精神医療に新たな提案を導きだすことを目的に活動しております。

 

課題解決に対する問題点

この理論を多くの人が活用するには、大きな難題があります。それは、この理論が非常に難義であり、煩雑な数学的計算を行いながら理論を構築していく必要があることです。そのため、多くの学校が学ぶのに最低2年、使いこなすのに5年の歳月を必要と提唱しているようです。確かに理論が煩雑に入り組んでいるため、正確な答を導きだして統計理論として多面的な考察を行うようになるには、永い年月が必要になります。また、この学問を真髄まで理解している指導者が非常に少ないことも、問題となっております。

古代の理論に基づいているため、現在の人物との適合と臨床データを集積し、分析しないと立証科学としては成立しません。

そのため、3500年もの歴史を持つ分析理論なのに、150年に満たない歴史しかない心理学のひとたちからは、バーナム効果(誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる性格なものだと捉えてしまう心理学の現象)、疑似科学だと言われ続けてきました。

 

我々の解決策

我々は、この理論にITを積極的に活用し、アルゴリズムを入れることで、学問としての発展への道を開く事を目的に活動しております。

クライアントと対面し、自分の頭で導きだした結果を口述するという従来のスタイルのままであれば、正統性を立証できませんが、生年月日に基づいてITが最初に的確な答を文字として提出し、それに基づいて行うのであれば、そこには個人の感性や推測、バーナム効果も一切介在しないため、そこには統計学的アルゴリズムが成立していることが立証されます。

我々は、㈱UNGA-Lab社と共に、UNGAレポートを制作しました。

UNGAレポートを通して、カウンセリングを行うことで、そこにはスピリチュアルもバーナム効果も一切介在しません。ITが計算した理論のみです。

カウンセラーにとっても、正確な計算式により導きだされた答を活用することで、安心して仕事に活用できるでしょう。

心理学も誕生当時は疑似科学として非難を浴びてきた学問でしたが、臨床データを集め検証・研究した結果、正規の学問として認証される事が出来ました。

コンピューター原理の産みの親とされるライプニッツは、宣教師達が中国より持ち帰った易の64卦方位図から二進法を思いつきました。

深層心理学者ユングも、物理学者ハイゼンベルクも、易経をはじめとする東洋思想からその理論を構築したと自らが語っています。

東洋の叡智であるこの学問を、新しい時代のカウンセリング技術として確立すること、それこそが、私達の課題です。