算命学との違いは何か?

数理暦学は、≪算命学≫の編纂者、高尾義政博士と同年齢であり、直門下生として高尾博士没後その遺志を引き継いだ伝承者、清水南穂氏に18年間以上、直接的なご指導を戴くことで構築した学問です。故に、我々の学問的バックグラウンドは算命学です。

しかし、高尾義政博士没後25年も経過しますと、算命学も色々な方の口を通じ、色々な解釈がなされております。

なぜ、数理暦学として展開するのか。

高尾氏没後25年以上も経過すると占い色が強くなり、学問としての伝承を模索されていた博士の意思とは反する発展もされてきています。

算命学という名称で親しまれている干支推命法は、元々は古代中国の天文学を基にした代数理論により構築されております。

しかし、その理論的考察が行われることなく、結果のみを重視する昨今の算命学に対して、違和感を感じている為、当協会は21世紀の干支推命理論の編纂者という位置づけに、数理暦学を定義、高尾博士が残して下さいました算命学は、算命学カウンセラー協会(非営利団体)において、算命学の知識の編纂と高尾氏の算命学の情報発信を行う事に致しました。

算命学カウンセラー協会は、高尾氏とその理論の継承者、清水南穂氏の実績を後世に伝え、算命学を学んだ方々へ情報発信を行う非営利団体です。

一般社団法人数理暦学協会は、算命学において高尾氏が行えなかったIT事業と歴史考察を行い、次の時代の人達に役立つ知識として発展させることを目指している営利団体です。

≪占い≫ではなく≪学問≫として伝承していきたい

天中殺理論は人を脅かすものではなく、弧虚理論という東アジアに古くから伝わる時空間理論から成立しており、この理論を学ばないと天中殺の表面のみの解釈となります。表面的知識だと、どうしても《占い》的要素が強くなり、時には人を不安がらせる言葉により、その稚拙な解釈を覆い隠そうとしている方もいらっしゃるようです。

我々が算命学の第一者、清水南穂先生から学んだことは、ひとを推定することのみならず、解決法まで提案できる学問であるという構造的な学問だということです。

しかし、明確な解決法まで到達するには、難義で入り組んだ数理理論が数介在し、多角的に解釈するには、人智では時間がかかり精緻な判断まで至らないという難点があります。

そのため、我々は算命学にアルゴリズムを導入し、ITが計算したデータを活用しての理論展開を展開する学問として、数理暦学を提唱しております。

ITによる精緻な計算を解析し、それをひとのこころに的確に伝えることが出来る、善意の人材の育成こそが大切です。

道徳経によると、そのような人物を徳人と呼んでおり、徳人になるには、多くを学ぶうことで自分の無知なることを知ることと記載されております。

数理暦学は、≪実証科学としての推命学≫の構築を目指しております。

最先端の技術を導入することにより、陰陽五行論という自然の哲理を基礎として構築された推命法理論を学び、伝えることで、≪人間が本来あるべき姿≫《自分とは何か》という事を、様々な角度から考察し、論理的に捉えることが出来る人材育成こそ、我々のミッションであり、数理暦学協会の理念となります。